2017 / 04
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こんな指揮者の時にはオケの地力が試されるなあ・・・というのが終演後の感想。
その意味では名フィルは充分に及第点。
ホントに上手になったこと!と少しばかり感動もしたりして、という私。


さて聴いてきました名フィル定期。今回は以下のようなラインナップでした。

マーラー:花の章
ボッケリーニ/ベリオ:「マドリードの夜の帰営ラッパ」の4つのオリジナル版
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ファリャ:バレエ「三角帽子」全曲

指揮は川瀬賢太郎、アランフェスのギター独奏は福田進一の各氏。


いつもながらの小生の勝手な感想を記します。

マーラー「花の章」。小生初聴きです。
佳曲だなあとという第一印象。
トランペットの井上氏がブラヴォものの演奏。
音色・ニュアンス・音の並べ方置き方・タッチなど、これまでの名フィルTp奏者には見られなかったタイプの奏者であることを再確認。非常に繊細かつ柔軟なニュアンス、柔らかかつ芯があり遠鳴りする音色。
小生、入団時から彼を買っていたのですが、今回首席奏者と鳴って一皮も二皮もむけたのかなあという印象でした。


「マドリードの夜の帰営ラッパ」。
おもしろいオーケストレーションだなあ、という印象。
大なり小なりオケ曲ではそれぞれのパート・セクションはあくまでも「ピース」なんだけど、
それが究極まで徹底されたスコアであったように感じました。
こりゃ聴く方は楽しいが(小生は楽しかったのですが)演奏する方はつまらんだろうなあ、なんていらんことを考えてしまいました。
曲全体については前述の通りおもしろかったです。
「ああ、こんな音するよなスペイン」と、スペインに行った際偶然テレビで視聴した国王臨席吹奏楽団演奏会の音を思い出しておりました。

アランフェス協奏曲。
アランフェスってこんなに退屈だったっけ?という第一印象。
音楽が止まる、流れない。ソロイストもどうも乗り切れてない。
ソロイストが「出ようとするとどうも引っかけられて前に進めない」ような印象。
ああ、こりゃ指揮者の問題だ、と小生は感じました。
躍動感・生命力のないリズム。メトロノームのような拍子感。
本日のマエストロには少々荷が重かったかなあ。

と、そんな疑念が確信に変わったのはソロイスト氏のアンコール「アルハンブラの思い出」を聴いた瞬間。
たゆたう音楽、情感のフレージング。まさに刮目。


休憩時にいろいろと考えていたら、そういえばこの日のプログラム、事故さえなければ指揮者があまり介在しなくてもわりとうまくいく曲ばかり集めてあるなあ、なんてひらめいてしまいました。これは単なる思いつきなのですが、そんなプログラミングだったのかしらん。しかし巨人福田進一をしても音楽を流せなかった指揮者の力量は・・・なんて考えるとまあムニャムニャということなのかなあ。

「三角帽子」。
こんなに退屈な三角帽子を聴いたのも久しぶり・・・なんていうのが聴きながらの印象。
まるで踊れない、躍動感・生命力の感じられない音楽。なんだこりゃ。

ところが・・・終幕の踊り、これは凄かった。突然変異。とたんに生き生き躍動感。
なぜかしらん?なんて思い、よーく指揮を見てみると、なんだ指揮は後追いじゃんか、と小生の目には映る。
なんだ、とうとうオケがつっぱしったか、オケが自律的に音楽を奏でていたのかと小生は判断。
「さもありなん」なんて思ったところで曲は終了。とたんに「ブラヴォ」の声。
そうか最後だけ良ければブラヴォか、オケは健闘したけどこれでブラヴォは皮肉だよな、そうか、もしかしたら皮肉なのかなあこのブラヴォは、なんてわけのわからないことを頭の中で巡らせながらも、小生は素直に「オケの健闘」をたたえて拍手。

で、冒頭の感想を持つに至った次第です。

さて、その後ワールドカップを自宅でワイン飲みながらみるべくこの日は急いで帰宅。
支度に30分以上はかかるから買い物して19時30分前には自宅に着かないとなあ・・・なんて会場で友人にも挨拶せずにお店に向かったのでした。。。







【名フィルの名演でした】
ぜろすのうさんも「後振り」を最後の盛り上りの場面で見つけられましたか(^^;
一瞬「あれ?」と思ったのですが、間違いではなかったのですね。
ブラヴォーは「お約束」という感じでしたが、名フィルは見事でしたね(^^)

「マドリードの夜の帰営ラッパ」はベリオの編曲が見事なんだろう・・・独特の雰囲気がいい。
ギターは、アンコールで本当のアコースティックによる見事な「アルハンブラの思い出」が聴けて、実に幸運でした。

終ってから「いいプログラムだったなあ」と充実感あり・・・名フィルの見事さと福田氏のアンコールの素晴らしさが「マドリード」をこじつけでないものにしたと思います。
来月は「パリ」ですが、どうなるのだろう。
ところで、トランペットの井上さんは素晴らしかったけれど、未だに井上さん以外のトランペットがいないのはまずい・・・今なら買い手市場だから、けっこういい奏者を採用できると思うのですが、どうなってるのかな?
【一致しましたね】
いやムジクスさんももそう感じられましたか、あの「後振り」。
小生も一安心いたしました(笑)

「マドリード」はお書きのように、ベリオの凄腕、といったところでしょうね。
実におもしろかったです。


さてトランペット、プログラムを見るとここのところ「宮本 弦」君がずっとトラできてますので、もしかしたらオーディション後の最終試験のオーケストラ適性試験中なのかなあ、なんて小生は感じております。だとすると少々不安かなあ、なんて思っちゃったりもして(^^ゞ
名古屋には、この間日本音コン&管楽器コン両方でトップを取った稲垣路子さんとかいらっしゃるんですが、彼女は名フィルなんか興味ないのかな?どこやらのインタビューで「オケのポストが欲しい」とおっしゃってたんですが・・・

さて次回はパリ、マエストロ円光寺ですね。小生、円光寺氏とは相性が悪いんで一抹の不安が・・・(笑)



> ぜろすのうさんも「後振り」を最後の盛り上りの場面で見つけられましたか(^^;
> 一瞬「あれ?」と思ったのですが、間違いではなかったのですね。
> ブラヴォーは「お約束」という感じでしたが、名フィルは見事でしたね(^^)
>
> 「マドリードの夜の帰営ラッパ」はベリオの編曲が見事なんだろう・・・独特の雰囲気がいい。
> ギターは、アンコールで本当のアコースティックによる見事な「アルハンブラの思い出」が聴けて、実に幸運でした。
>
> 終ってから「いいプログラムだったなあ」と充実感あり・・・名フィルの見事さと福田氏のアンコールの素晴らしさが「マドリード」をこじつけでないものにしたと思います。
> 来月は「パリ」ですが、どうなるのだろう。
> ところで、トランペットの井上さんは素晴らしかったけれど、未だに井上さん以外のトランペットがいないのはまずい・・・今なら買い手市場だから、けっこういい奏者を採用できると思うのですが、どうなってるのかな?
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