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本日12月12日土曜日。行ってきました名フィル定期。
今日の演目は以下の通り。


「燃える炭火に照らされた夕べ」

ボルン:カルメン幻想曲*
ドビュッシー[カプレ編]:組曲『子供の領分』より「雪は踊っている」
ドビュッシー/ホリガー:アルドゥル・ノワール(黒い熱)
-ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」による〈日本初演〉
ジャレル:フルート協奏曲『…静寂の時…』*〈日本初演〉
ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』[1911年版]**

フルート:エマニュエル・パユ*
ピアノ:碇山典子**
指揮:ティエリー・フィッシャー



疵はちらほら・・・しかしそれ凌駕する抜群な演奏
というのがこの日の小生の印象。


まずは1曲目カルメン幻想曲でパユの圧倒的な技巧に度肝を抜かれる、舌を巻く、圧倒される。
パユの演奏を聴きながら「思わず笑っちゃう」くらいに凄いテクニック。参りました。
パユさん、昨年のジャック・ズーン氏と比較すると

ズーン氏:フルートってこんなに豊潤な音が、太い、豊かな音がするモノなのか、と刮目。その音色でイベールを完璧に吹き上げた。地中海の風情をまといながら(浜松にて聴く)

パユ氏:フルートという楽器において想像できる中の最上限の音色。華麗できらびやか。でも「軽く」はない。

そんなパユ氏、いやあ凄かった。
パユ氏だけじゃなく、オケもひきしまった非常によい演奏。
ところが!しこの曲目の中ほどで、しかもちょうどpの箇所で、なんと携帯の着信音が鳴り渡ったのです。
やられました。。。。

まあ、しかし。そんな不快感を忘れさせてくれるほどの好演でした。救われました。

さてこの曲中にあれっと思ったのが一ヶ所。
ティンパニのピッチ。オケと合わない部分があり、あれっ?・・・と感じたのですが、
次に同じ音を叩いた際にはは修正されてました。その辺はプロですね、やはり。


2曲目・3曲目。
中継ぎ感・一息感がありました。なにせパユの後です。
でも「雪は踊っている」はあの空気感が漂ってましたし
「アルドゥル・ノワール」、先週の日曜?先々週の日曜かだったかな?偶然NHK-FMでこの原曲を聴きました。
そのときは、こんな短い曲をどう編曲してあるんだろうなんておもっておりました。
そしたら前半部分はピアノ曲のの雰囲気を再現しておりましたが後半は全くホリガーの世界。
興味深い編曲でした。おもしろかった。


4曲目「フルート協奏曲『…静寂の時…』」
音が全く存在しない空間よりも、音が存在した空間の方がより静寂感を感じさせてくれる。
この曲を聴きながらそんなことを感じていました。
と、いうことは作曲者の意図にずばりはまってしまったのでしょう。
パユの超絶技巧、オーケストレーションの妙、あの心臓の鼓動のようなパーカッションの刻み・・・
すっかりはまってしまいました。
で、ついついCD買ってしまいました。いや実は事前にHMVでCD買って予習しておこうと思ったんですよ、この曲。
でも間に合わなそうだったんで、あきらめたんです。
ですが聴いたら小生のツボにはまったんっで、この日買っちゃいました。
・・・せっかくCD買ったんでこの日のパンフにパユのサインをしてもらっちゃいました。。。ミーハーな小生です。
091212_230455.jpg


メインのペトルーシュカ。
疵はあったんです。
たとえばトランペットのソロ。
トップの澤田さん、この日は調子良さげだったんでイケるかなと思っていたら
調子よすぎで滑っちゃいました。で最初滑ったら、あと2回やりました。
う~~ん抑えが効かないのかなあ。
まだ若いなあ。。。。って感じ。しかし攻撃的に攻めての結果、ですね今回は。
以前の定期のペトルーシュカでは完全に守りに入っての失敗でしたので一歩前進、ですか。
しかしまだまだ引退した畑田氏の技には届きませんね。よりいっそうの精進を。
他にも、たとえばホルンの水無瀬君一ヶ所、Trbの田中氏一ヶ所などなど。Tubの亀さんも上がりきれなかったか・・・

疵は確かにある。しかしそれを補って余りある演奏の出来。凄かった。
冒頭部分、オケ全体がtuttiとなるところはまさにフィッシャーならではのサウンド。
オケ全部が鳴っているのにすっきりとしていて見通しがよい。
どのパート、どのセクションもしっかりときこえる。
まるで人体透過図をみているような・・・そうブーレーズ、まるでブーレーズを彷彿とさせる演奏。
(だいぶほめすぎですが・・・)
この演奏はフィッシャーならでは。そう感じさせるものでした。

本日満足なり。






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