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名古屋フィルハーモニー交響楽団 第354回定期演奏会-快癒に向う者をめぐる変奏
                           (2009/01/18 愛知県芸術劇場コンサートホール)

ラインナップは以下の通り

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番より
               第3楽章「病癒えた者の神への聖なる感謝の歌」[弦楽合奏版]
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33
レスピーギ:アダージョと変奏
ブラームス[シェーンベルク編]:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 作品25


チャイコフスキーとレスピーギのチェロのソロはソニア・ヴィーダー=アサートン、
指揮はキンボー・イシイ=エトウ



12月定期はやや不満、第九は大いに不満とここ最近、個人的に名フィルと相性が良くありません。
今回はどうかなぁと期待して出かけました。


ベートーベン。
柔らかな響きがホールに充満して「予想外」の出来。ブラヴォ。
この日のコンサートマスターの後藤氏、
あたかも「弦楽四重奏」のようにCueを出してまくってました。
そのかいもあってファーストヴァイオリン
いやいファーストのみならず全てに対して後藤氏の統率が光った演奏、といえるでしょう。
お恥ずかしながら僕はこの曲、初です。とても良かったので、
弦楽四重奏を入手しようと考えております


僕の初体験が続きます。

チャイコフスキー。
ソロイスト、素晴らしい!!ゴシゴシと弾きながらもとってもチャーミング。
この曲の音色は ロストロポーヴィチの「ドンキホーテ」のような音色。
野太く野性味あふれどっしりとして、それでいてとってもキュートなのです。
「生きている」という実感がわく生命力にあふれた演奏でした。
オケのも良かった。
僕の隣で嫁さんは寝てました。
彼女曰く「最初のフレーズ聴いて、あ素敵、とおもったら気持ちが良くなって寝ちゃった」
そんな演奏でした。

レスピーギ。
ソロイストの音色が一転してたおやかに。柔らかくたゆたうような音色。
能力の高さを感じさせる演奏でした。
このソロイスト、生で聴くことが出来たのは大収穫でした。


ブラームス(シェーンベルク)。
2年くらい前でしたか、もう少し前でしたか、沼尻竜典氏の指揮の名フィル定期で聴いたことのある曲です。

第一楽章 

思いの外速いテンポで始まりました。前へ前へと進む、推進力のある演奏。
ブラームスの面影はどこにもなく、すっかりシェーンベルクの音楽。それはそれで悪いことではない。
十分に良い出来を期待させる楽章でした。

第二楽章 
淡々と音楽が進みます。あれれ、と頭によぎりますが、こんなものだったかなとも。
どうも音楽の作りが僕にとってはあまりおもしろいものではない。正直退屈。
細かなところでは、ちょっとホルン大変でしたか。同じフレーズ二回ともやってましたね。


第三楽章 
冒頭、ものすごく豊穣な響き。おおっと感じ入ります。ところがそれが長続きしないのです。
良いかと思うとすぐに音楽が冬眠してしまう。。。
沼尻の時はもっともっと「音楽が生きていた」よなと記憶をさぐりながら
ついつい「音楽の生命力」とか「みずみずしさ」とはどんなことだろうかなんて
よそ事を考えてしまいました。

  
第四楽章
たしかに元気なのは良いのだけれども。。。。
深みがない・・・というかとっても淡泊に楽譜の表面をなぞるような、そんな演奏に聞こえました。
この楽章も三楽章と同様、生命力が長続きしないというか、緊張感が持続しないというか。
もうすこし何とかなるんじゃないかなぁ。バランス、フレーズ、テンポ設定。。。

この曲全体として僕の印象としては沼尻氏のものを超えないな、という印象でした。
沼尻氏の時は熱狂的にブラヴォ!!!だったのですけどね。無念。

まあしかし、ベートーベンとチェロのソロイストは非常に良かったです。
これには満足。来て良かった。

次回はChefの登場です。大いに期待です。




    

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