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昨日アップした映画ですが、
このコンサートのパンフにチラシがはさんであったんですよね。
「おっシネマテークのチラシじゃん」と思い、
よくよく見たら観たかった「明日へのチケット」が上映中じゃないですか。
何というタイミング!!ということで映画に行ってきたのです。

ということで今日は2007年コンサート初めのお話を。

今年のコンサート初めは
「武満を聴く 武満を歌う」という武満徹が亡くなって10年を迎えての企画コンサートでした。

takemitu.jpg


企画したのは愛知県文化情報センター。
「おっ、やるじゃん!」といった感じ。

このコンサート、名フィルの定期にチラシが入っていまして、それを見つけた私は即座に、
ホント即座に行くことを決意いたしました。武満、大好きなんです。


さてコンサートはというと全体は二部構成になっていて一部は武満の「現代音楽」。
彼の1970年前後の作品が演奏されました。

「ムナーリ・バイ・ムナーリ」というパーカッションソロにはじまり、
「ヴォイス」というフルートソロの曲、「フォリオス」というギターソロ曲、
そして「サクリファイス」これはフルート、ギター、ヴィブラフォンで演奏されました。

武満好きの私としては、どの曲もとっても興味深く、
大堪能したのですが私にとっての白眉は「ムナーリ・バイ・ムナーリ」。
この曲、いわゆる楽譜が無いとのこと。
会場に「楽譜(?)」展示してありましたが解説にあったとおりの「絵本」でした。
演奏はパーカッショニストの加藤訓子さん。
彼女は最初、会場2階の下手の客席に楽器をならしながら登場し、ぐるっと回って1階へ降り、
客席の真ん中を通ってステージに登壇。もちろん楽器をならしながらです。
武満の「画像」からinspireされた音楽を彼女が奏でるのですが、
空気感や音像、音蝕がとっても興味深かったです。
登場する彼女も「寺山修司がかって」いてこれも大いに僕好みでした。
・・・しかし会場の聴衆が大変でした(笑)
僕が勝手に尊敬している、秀逸な音楽評を書かれるSonnenfleckさんも
「残念なことに咳やくしゃみ、あるいは耐え切れずホールから退場する足音を発する物体が会場中に満遍なく配置してあって」と書かれています
が、まさにその通り。
僕の斜め前のおじいさんなんかは足踏みまでしてました(ハルサイ初演時か? 笑)

takemitu2.jpg


一部の後に休憩。二部は彼の作曲した映画音楽、好きだった曲が演奏されました。

休憩後はノースエコーの合唱による「小さな空」で始まりました。
これがよかった~~。人の声ってやっぱりイイなぁと再認識。
この合唱の後に、なんと「谷川俊太郎」氏が会場からステージに駆け上って、
加藤訓子さんとおしゃべりをします。
生「谷川俊太郎」に感激。
谷川にインタビューする加藤さんが演奏時とは打って変わった「可愛らしい」姿にも感動。


その後5人の奏者による第二部は曲目によってメンバーを変え、
ソロだったりカルテットだったり、クインテットだったり。
スゴいのは5人揃っての演奏で、曲によってはほとんどジャムセッション状態。
腕っこきの5人が繰り広げる白熱の演奏は「スゴい」の言葉のみ。

またcobaを生で聴いたら(初めてだったんですが)すっごい上手でびっくり。
テクニックはむろん音楽性もスゴいわ、cobaって。とっても見直しました。

どの曲もあんまりスゴいのであっという間に時間は過ぎていきました。

最後にもう一度谷川さんがステージにのぼり、武満のために書いた詩を、彼が朗読。
その後にアンコールが演奏されました。
さらには「みなさんで「小さな空」を合唱しましょう」という演出が。
もちろん僕は歌いました。歌っていたらなんだか泣けてきてしまいました。
となりには嫁さんがいたので、彼女にはばれないように、ひっそりと涙してました(笑)

出演者がステージから去り、さあ帰るぞ。
と、みんなが席を立ち、歩き出したらステージの上方から歌声が流れてきました。
ノースエコーの皆さんが歌っているのです。

「翼」でした。

いやあ良かった。
ホントに良かったコンサートでした。

時計を見たら10時でした。えっという感じ。3時間もたってたんだ。
これにもびっくりしましたです。

▼続きを読む▼

【Re: 「武満を聴く 武満を歌う」 2007年コンサート初め】
昨年秋に八ヶ岳のホテルにあるホールで武満を聞きました。なんとなく、難解そうで敬遠していた武満でしたが、真っ暗な中に立つガラス張りの小さなホールで聞く演奏はどこか別世界に引き込まれるようでした・・・
【Re: 「武満を聴く 武満を歌う」 2007年コンサート初め】
武満、確かに「難解」な曲も多いですよね。
でも彼の「難解」な曲(とかんじられるもの)は「音の空気感」「響きの圧力・空気感」を感じるもの
そんな風に聴くといいんじゃないのかな、なんて最近思っています。
頭で「理解しよう」というんじゃなくて「朝の鳥のさえずり」を無意識に聴くように
彼の音楽を聴く・・・

さてこのコンサート、二部はとてもメロディアスな曲ばっかりでしたので
件の僕の斜め前に座っていた「足をどんどん」踏みならしていた方も
とっても満足そうに聴いておりました。
【Re: 「武満を聴く 武満を歌う」 2007年コンサート初め】
こんばんは!TBありがとうございました。
なんだかたいそうお褒めいただいて…恐縮です。。
個人的には《ムナーリ...》の冒頭、
お客のざわめきがだんだん静まっていく様子がよかったです。
非日常が形を取って目の前に現れるというか、
無から音楽が立ち上るというか。
そのぶんトークのときの加藤さんには和みましたね(笑)

実はこの翌日に予定があったので、
《小さな空》の合唱を聴き届けてすぐホールを後にしたんです。
もう1曲おまけがあったとは…惜しいことをしましたv-34

拙ブログからこちらへリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
今後ともよろしくお願いいたします。
【ようこそ!】
Sonnenfleckさん、ようこそおいでくださいました。

そうでしたか、最後聞けませんでしたか。それは無念ですね。
ホント、あの歌は愛らしいオマケでしたよ。

リンク、もちろんOKです。
私もリンクさせていただきますね。
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【2007年1月5日(金)19:00~ 愛知県芸術劇場】●《ムナーリ・バイ・ムナーリ》(1967-72) *Perc●《ヴォイス(声)》(1971) *Fl●《フォリオス》(1974) *Gt●《サクリファイス》(1962) *Perc/Fl/Gt●《小さな空》(1962/81)★谷川俊太郎+加藤訓子 トーク ...→加 ...
【2007年1月5日(金)19:00~ 愛知県芸術劇場】●《ムナーリ・バイ・ムナーリ》(1967-72) *Perc●《ヴォイス(声)》(1971) *Fl●《フォリオス》(1974) *Gt●《サクリファイス》(1962) *Perc/Fl/Gt●《小さな空》(1962/81)★谷川俊太郎+加藤訓子 トーク ...→加 ...
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